光によるシミ治療

美容皮膚科の光照射シミ治療で使われている
代表的な機種をまとめました。

フォトフェイシャル(ナチュライト):ルミナス社

波長

560nmカットフィルター
590nmカットフィルター
640nmカットフィルター

~1200nm

パルス幅

2ms~10ms

コメント

光シミ治療の元祖。元祖ゆえに
シミ治療としては、少し物足りないですね。
シミ治療は主に560nmヘッドですが、これだけだと厳しいです。

フォトフェイシャル関連リンク

フォトフェイシャル・ファースト(ルミナスワン):ルミナス社

波長

515nmカットフィルター
560nmカットフィルター
590nmカットフィルター
615nmカットフィルター
640nmカットフィルター
695nmカットフィルター
755nmカットフィルター

~1200nm

パルス幅

3ms~100ms

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シミ治療で注目するべきは、515nmヘッドが追加された点。
限界はありますが、薄いシミでも対応可能。

なお、次世代として「フォトフェイシャルM22」がありますが
波長は755nmがなくなり6フィルターです。

フォトフェイシャル・ファースト関連リンク

アイコン:サイノシュア社

アイコン関連リンク

フォトRF:シネロン社

波長

580nmヘッド(SR)
470nmヘッド(SRA)

~980nm

パルス幅

20msec

パルス幅に関してはよく分かりません。
SRヘッドが20msecだと思いますが。

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SRAヘッドがあるかないかでは
対応できるシミに大きな差が出ます。

フォトRF関連リンク

ライムライト:キュテラ社

波長

520nm~1100nmヘッド(3つのモードあり)

Aモード
Bモード
Cモード

パルス幅

Aモード:2~12ms
Bモード:4~30ms
Cモード:10~60ms

あとは、出力に合わせてパルス幅が自動設定

コメント

ライムライトだけでも薄いシミに対応可能。
それでもダメならアキュチップの出番。
その他、肝斑用の設定もあり。

ライムライト関連リンク

アキュチップ:キュテラ社

波長

500nm~635nmヘッド

パルス幅

出力に合わせてパルス幅が自動設定
具体的な数値は不明

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スポットサイズが小さく
レーザーのような使い方ができます。
炎症後色素沈着の発生については
他の光機器と比べて差が出るのかは不明。

アキュチップ関連リンク

エリプスフレックスPPT:エリプス社

波長

530nm~750nmヘッド
555nm~950nmヘッド
600nm~950nmヘッド
400nm~720nmヘッド

パルス幅

0.5~100ms

コメント

導入クリニックの解説ページを見ても
あまり詳しく書かれていないので
分からないことが多いです。
シミ用としては、555nm~950nmヘッドを使うことが
多いようです。
なお400nm~720nmヘッドは、たぶんニキビ用で
シミ治療には使わないと思います。

エリプスフレックス関連リンク

アイソレイズ:ソルタメディカル社

波長

400nm チップ(ニキビ用)
530nm チップ(主にシミ用)
580nm チップ

~1200nm

パルス幅

不明

アイソレイズ関連リンク

フォトシルクプラス:DEKA(デカ)社

波長

500nm~950nm
550nm~950nm

パルス幅

不明

コメント

導入クリニックの解説を見ると
500nm~950nmは、ヘモグロビンに対する反応がよいので
毛細血管系の治療に使い、
550nm~950nmは、メラニンに対する反応がよいので
シミ治療に使うとのことです。

シミ治療可能クリニック

シミ治療の症例写真を見る

シミ治療解説

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