盛上がりのあるシミの治療法

盛上がったシミ（脂漏性角化症）

お年寄りに多いシミです。
通常、シミは平坦ですが
老化により盛り上がってくることがあります。

他のシミとは治療方法のアプローチが
全く異なっています。

シミ治療の一般的なアプローチ

通常は、シミの色に反応するレーザーを使用して
メラニン色を抜くことを目的としています。

色のみに反応するので
皮膚の形状に変化はありません。

盛上がったシミ治療のアプローチ

シミの色に反応するレーザーを使用しても
色が取れるだけで盛上がりは取れません。

従って、治療手段としては
盛り上がった皮膚組織そのものを
取り除く方法が使われます。

盛上がったシミ治療の治療方法

基本、盛り上がりのあるホクロ治療と同じです。

一般的には、炭酸ガスレーザーを使用して除去します。
エルビウムヤグレーザーも同様な効果なので
盛上がったシミ治療が可能です。

また、少しの盛り上がりであれば
例えば、ノーマルルビーレーザーで
対応できることもあります。

但し、範囲が広い盛り上がったシミであれば
ホクロ除去と同様に
メス切除にした方がよい場合もあるでしょう。

なお、最近は、盛り上がった部分は
ポイントで炭酸ガスレーザー等を打ち
顔全体には、トーニング治療を行い
治療期間を短縮する方法もあります。
（コンビネーショントーニング）

コンビネーショントーニング

予防方法

傾向としては
皮膚表面の乾燥し
皮膚が硬くなっている人に多いと思われ。

そこで、日常でのスキンケアでの
乾燥防止は必須と考えます。

また、シミが出来たら
その時点で除去してしまえば
盛り上がることもないでしょう。

シミ治療可能クリニック

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シミ治療解説

1-1．はじめに（シミ治療は、お金がかかる？）

1-2．シミ治療の考え方（種類と手段とダウンタイム）

1-3．シミ治療で健康保険が使えるのか？

2-1．後天性真皮メラノサイトーシス（ＡＤＭ）治療

2-2．肝斑治療

2-6．普通のシミ治療

3-1．レーザーによるシミ治療の考え方（パルス幅と波長）

3-2．Ｑスイッチ・ルビーレーザー（694nm）

3-3．Ｑスイッチ・アレキサンドライトレーザー（755nm）

3-4．Ｑスイッチ・ヤグレーザー（1064nm）

3-5．Ｑスイッチ・532nmレーザー（532nm）

3-6．フラクショナルＱスイッチレーザー

3-7．ロングパルス・レーザーによるシミ治療

3-8．レーザーを顔全体に照射するシミ・くすみ治療

3-9．番外編　中周波

4-1．光照射によるシミ治療の考え方（パルス幅と波長）

4-2．シミ治療が可能な光機器一覧

5-1．トレチノインによるシミ治療

6-1．シミ対策スキンケア

6-2．どのようなクリニックを選べばいいのか？

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