光照射シミ治療

美容皮膚科では光照射をして
シミ治療を行うことがありますが
光照射機器にもいろいろな機種があります。

そこで、光照射機器の種類によって
どのような違いが生じるのか解説しておきます。

だいたいこんな感じになるらしい
というレベルの話として読んでください

光しみ治療の考え方

しみ治療で検討すべき事柄としては
光照射機種の「パルス幅」、「波長」や
術者が行う「設定」などです。

術者の「設定」は人によって違うので
ここでは取り上げません。
そこで、まずは使用する光照射機種が
どのような効果を出せるものなのか
「パルス幅」と「波長」から考えることにします。

なお、パルス幅と波長の基本的な解説は
レーザーによるシミ治療の考え方(パルス幅と波長)
見てください。

パルス幅と波長のどちらを重視するか

前述のようにレーザーしみ治療では
「パルス幅」を重視しますが
光しみ治療では
「波長」も重視します。

レーザーしみ治療で「パルス幅」を重視するのは
その機種によって
パルス幅に開きがありすぎるからです。
効果にも大きく影響します。

以下の3つです。
単位がナノ秒のQスイッチ
単位がマイクロ秒のノーマル・短パルス
単位がミリ秒のロングパルス

これに対して、光照射機種の場合には
ほとんどの機種がミリ秒単位が使われていて
パルス幅による効果の差は小さいといえます。

従って、光シミ治療ではパルス幅だけでなく
「波長」も重視することになります。

光照射とパルス幅

パルス幅が短いほど
    ↓
・威力が強くなる
・深い位置のシミに使われる
・熱が広がりにくい

光治療というのは
基本的にパルス幅が長いので
上記の特徴の逆の効果が生じます。

威力の強さと炎症後色素沈着

炎症後色素沈着の解説でも述べていますが
レーザーや光治療では
肌の状態(色など)が同じであれば
照射の威力が強ければ強いほど
炎症後色素沈着が生じる可能性が
高くなると考えておいていいと思います。

光照射はパルス幅が長いので
威力は弱いといえます。
その他、スポットサイズから考えても
光はレーザーよりも威力は弱くなります。
従って、照射後に炎症後色素沈着が生じる
可能性は低いとなります。

これが光シミ治療の
最大の特徴であり、メリットです。

補足情報:
最近は、威力があり切れ味の良い
光機器も増えてきています。

深い位置のシミについて

光シミ治療では
深い位置のシミは苦手になります。

具体的には、ADMなどは光治療では難しく
波長が短いQスイッチレーザーが適しています。

このように対応できるシミが限定されるのが
光シミ治療の弱点になります。

熱の広がりについて

シミ治療では
基本的には熱が広がらない
パルス幅の短い照射が好まれます。
メラニン以外の部分にダメージを与えないためです。

光照射はパルス幅が長いので
熱が広がりやすいのですが
シミ治療で使われています。
これは、パルス幅が長く照射の威力も弱いし
表面にあるシミが対象だから
多少、熱が広がっても
問題ないということかな?

補足情報:
脱毛をするには
熱の広がりにより毛の周辺組織も
破壊することが求められるので
パルス幅が長い光照射機器も使われています。

光照射と波長

シミ治療で関係してくる波長の特徴は
    ↓
メラニンに対する反応の強さ
熱が届く深さ

メラニンに対する反応の強さ

波長が短いほど
よくメラニンに反応すると
考えておけばいいです。

これは具体的には
色の薄いシミで問題になります。

前提として
レーザー照射・光照射ともに
色が薄いシミは苦手になります。
そこで、色が薄いならなるべく
メラニンに良く反応する波長を
使おうという発想です。

光治療では
500nm 前後の波長が
色の薄いシミで使われています。

補足情報:
400nm 前後の波長は
ニキビ治療用なので別物と考えてください。

レーザーが届く深さ

波長が長いほど
レーザーは皮膚深部に届きます。

ただ、前述のように
光照射は深い位置のシミは苦手なので
光シミ治療では、あまり問題になりません。

余談:光シミ治療の受け方

アキュチップのように最初から
ポイント照射用の光機器は例外であり
普通は、顔全体照射(両頬全体照射)の治療になります。

顔全体照射の場合は
取ってもらいたいシミがあるなら
事前にそれをはっきりと術者に伝えましょう。

そのシミの部分だけ複数回照射してくれたり
強めに打ってくれることもあります。

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