わきがを効率よく治すには

まずは、自分のワキガのレベルを確認。
次に、各治療法の目標を確認。

ポイントになるのは
目標を達成できたかどうかの確認になります。
これにより治療の信頼度が決まります。

あとは、各治療方法が
どのような人に適しているかをまとめておきます。

目次

1:わきがの強さを数値化
2:わきが治療の範囲(マーキング)
3:マーキングは、あくまでも目標
4:目標を達成できたかを確認
5:どの治療方法がよいのか?
6:剪除法が適している人
7:マイクロシェーバー法が適している人
8:サーミドライが適している人
9:ミラドライが適している人
10:術後のニオイが気になる場合
10-1:マーキング範囲外の可能性
10-2:取り残しと脇汗の復活の可能性
10-3:わきが以外のニオイの可能性
11:美容皮膚科ナビの提案
12:関連情報

1:数値化しておくとよい

わきがのニオイというのは
常に出ているわけではないですし
その時の発汗状況によって
ニオイの強弱が違うため
本来、客観的な数値化は難しいわけですが
ここではあえて、数値化をしておきます。

まわりにクサイと思われてないか
不安だから悩むわけですよね?
それなら、どれだけまわりにニオイが
飛ぶのかで考えるのが合理的です。
(マックスの状態で)

【レベル100】
例えば、電車の車両ごと
わきがのニオイで充満するレベル。
都会の夏場だと、たまにこのレベルに出会います。
当然、治療するのがよいでしょう。

【レベル80】
例えば、8畳くらいの部屋が
わきがのニオイで充満するレベル。
これも要治療ですね。

【レベル50】
例えば、夏場で薄着の時に
隣にいると(1メートルくらい)
わきがのニオイがわかるレベル。
治療の選択肢が増えるので
どの治療がよいか迷いやすいレベルです。

【レベル20~30】
わきがだけど、飛距離が短い場合。
自分だけ、わきがのニオイに気が付くレベル。
他人には、ほとんど分からないレベル。
当然、ニオイが出ている時に
ワキをガーゼ等で拭くとニオイは付きます。
このレベルであっても現状は
保険で手術が可能になっています。
個人的には、日常のワキガ対策や
ボトックス注射で充分だと思いますが。

【レベル0】
私の知り合いに暑がりの人がいて
女性ですが、冬は暖房いらず
夏は、脇や背中から汗が出まくり。
でも全くニオイが無いんですよね。
そういう人もいます。

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2:わきが治療の範囲(マーキング)

メスで大きく切開する剪除法でも
切開しないミラドライでも
脇汗抑制のボトックス注射でも
最初に治療範囲をマーキングします

その範囲は、どの手術・治療でも
わき毛が生えている部分が中心で
だいたい同じ範囲になっています。

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3:マーキングした範囲は、あくまでも目標

剪除法であれば、
その範囲のアポクリン腺を
ハサミで除去することが目標。

マイクロシェーバー法(クアドラカット法)であれば
その範囲のアポクリン腺を
回転する刃(シェーバー)で除去することが目標。

ミラドライやサーミドライであれば
その範囲のアポクリン腺を
熱でダメージを与えて消滅させることが目標。

脇汗抑制のボトックス系注射であれば
その範囲のエクリン腺の活動を弱らせ
汗の量を減少させることが目標。
(汗量を減らしニオイ拡散も抑制)

あくまでも目標なのがポイント。
目標が達成できたかは別問題です。

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4:目標を達成できたかを確認

剪除法は、皮膚を裏返すので
アポクリン腺が除去された状態を
確認することが容易です。
写真を残すことも可能です。
一番客観的に確認しやすい治療と言えます。

マイクロシェーバー法の場合は
アポクリン腺をカットして吸引するので
どれだけの量が取れたかを
客観的に確認することは出来ます。
ただ、切開線が小さいので、
目標範囲のアポクリン腺が
綺麗に除去されたかを
確認することは難しいです。

サーミドライの場合は
棒状のものを突っ込んで治療します。
その棒状のもので皮膚を持ち上げた状態を
治療前後で比較すれば
減ってるか否かは確認ができます。
ただ、目標範囲のアポクリン腺が
綺麗に消滅しているか確認するのは難しいです。

ミラドライの場合は
一切、皮膚を切開しないので
目標範囲のアポクリン腺が
綺麗に消滅しているか確認するのは難しいです。

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5:どの治療方法がよいのか?

上記の説明だと
剪除法が一番良いように思えますが
そう単純に決めることはできません。

客観的なワキガのレベル、
患者さんの心理状態、
切開線が生じることへの許容度、
術後の管理や合併症への不安度など
何を重視するかで
おすすめする治療方法が違ってきます。

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6:剪除法が適している人

【特徴】
長めの切開線が残ります。
術後管理は1週間程必要です。
合併症も他に比べれば高いです。
術者による差があります。

【1:料金を安くしたい人】
切開線が残ってもかまわない。
術後管理も1週間我慢する。
とにかく安く治療したい人に適しています。

基本的に保険が使えます。
3割負担で両脇で5万円くらいです。

【2:安心を得たい人】
剪除法の最大のメリットは
上記のように目標の範囲で
アポクリン腺が除去されたかを
確認することができる点です。

術後にニオイで再度、悩んだ場合
取り残しの心配があると再手術も検討しますが
マーキングした範囲には
アポクリン腺が無いことが確認できていれば
次に検討すべきことが絞れます

マーキング外のアポクリン腺から出てくるニオイの可能性と
わきが以外のニオイの可能性に絞れます。

自分のニオイを気にしすぎる傾向にある人や
自分がどれくらいのワキガレベルなのか
把握できないという人は、剪除法が適しています。

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7:マイクロシェーバー法が適している人

【特徴】
短い切開線が残ります。
術後管理は3日間程必要です。
術者による差が大きいです。
基本、自由診療です。
(保険でやるところもある)

【1:効果と切開線のバランス重視の人】
アポクリン腺が綺麗に除去されたか
客観的に確認するのは難しいですが
評判はそれほど悪くありません。
(もちろん術者による差は出ます)

それでいて、切開線は短いので
バランスはいいと思います。

【2:重度の人】
剪除法に比べて効果の面で
メリットがあるとすれば
マーキングの範囲を広くすることができる点です。

剪除法の場合、範囲を広くして
大きく切開しすぎると
皮膚が癒着しにくくなる等問題も増えるので
自ずと限界があります。
この点、マイクロシェーバー法だと
切開する部分は小さいので
剪除法よりも範囲を広げることが可能です。
つまり、より広い範囲でアポクリン腺を
除去することが可能になります。

もちろん、取り残しがあると意味がないので
クリニック選びが重要となりますが。

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8:サーミドライが適している人

【特徴】
直径1mm程のカニューレを挿入し
アポクリン腺を焼くので
非常に小さな傷跡になる程度です。
範囲は剪除法よりも広げることが可能です。
術後管理は1日間程必要です。
自由診療です。

熱で直接アポクリン腺を焼く治療です。
熱の温度を上げれば効果は高いと思いますが
合併症のリスクも上がるので
それほど攻める治療ができません。
術者による差が大きいのが特徴です。

【1:レベル50以下の人】
攻めの治療が出来ないので
重度の人には向かないでしょう。

ただ、何らかの工夫により合併症のリスクを減らしつつ
攻めの治療もできるようになれば、
重度の人にもおすすめできるようになりますが。

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9:ミラドライが適している人

【特徴】
皮膚切開が全くないのが特徴です。
術後の管理も楽です。
範囲は剪除法よりも広げることが可能です。
また、術者による差が出にくいのも特徴です。
自由診療です。

サーミドライも同じですが
熱でアポクリン腺を消滅させる治療は
その確実性が問題となります。

【1:レベル50以下の人】
重度の人には向かないでしょう。

【2:切開線を残したくない人】
これが最大のメリットですね。

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10:術後のニオイが気になる場合

大きく3つの可能性があります。
以下、詳しく説明します。

1:範囲外の可能性
2:取り残しと脇汗の復活の可能性
3:わきが以外のニオイの可能性

10-1:マーキング範囲外の可能性

前述したように、どのワキガ治療でも
マーキングした範囲のアポクリン腺が対象です。
範囲外にあるアポクリン腺は残ります。
レベル80以上の人は、
アポクリン腺の範囲が広いことも考えられ
ゼロにはならないと考えておくほうが心理的に楽です。

ただし、ゼロになっていなくても
脇汗が多く出てくる部位の
アポクリン腺が無くなっているのであれば
対応は非常に簡単になるはずです。
(ニオイの飛距離は短いはず)

以下のページで解説している
自宅で出来るワキガ対策を見てください。

10-2:取り残しと脇汗の復活の可能性

わきがの原因となるアポクリン腺は
イクラの塊のような形で存在しています。
これを取ってしまえばよいので
治療対象は明確です。

一方、脇汗の原因となるエクリン腺は
これを取ってしまえば
汗が出なくなると言えるものはなく
実際には、除去はできておらず
ダメージを与えられているだけと
考えておくのがよいと思われます。

というのも、
どのワキガ治療であっても
脇汗は、一時的に止まっていますが
復活してくる例が多いからです。
なお、復活してくる期間については
個人差があるようで
明確なデーターはありません。

よくワキガの手術を受けたら
最初の数ヶ月は良かったけど
その後、再発したという話を聞きますが
これは、アポクリン腺の取り残しと
脇汗復活によるワキガのニオイ拡散が
主な原因ではないかと
美容皮膚科ナビでは予想しています。

10-3:わきが以外のニオイの可能性

これは治療してもらった医師など
第三者に判断してもらうしかないです。

気になっているニオイがついている
服等を持って行って判断してもらってください。
服にニオイが付かないのであれば
わきがではないと思いますよ。

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11:美容皮膚科ナビの提案

わきがの原因はアポクリン腺ですが
実際には、エクリン腺の影響も大きいと
美容皮膚科ナビでは考えています。

従って、わきがの治療方法としては
まず、一定範囲からアポクリン腺を無くす
あるいは、アポクリン腺を減らす治療を行い、
それで満足なら、そこで終了。

それで満足しないなら
その後は、1年に1回(夏に合わせて)
ボトックス系の注射で
エクリン腺の活動を弱めて
メンテナンスしていくことをおすすめします。

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わきが保険適応手術

わきが保険適応手術の場合、両脇で3割負担なら総支払は約5万円となります。
基本的にどこでも同じ料金なので、わきが保険適応に力を入れていそうなクリニックを取り上げています。

わきが自由診療一覧

脇汗ボトックスの場合には、韓国製を使えば、もっと安いクリニックはあります。
また、保険診療で受ける裏ワザもあります(但し、いろいろ面倒)。

わきが治療解説一覧

わきが各種治療法の解説

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