皮膚の赤色症状

皮膚科や形成外科で扱う
赤色の皮膚症状をまとめます。

赤ら顔

定義が定まっていない感じですが
ここでは、以下のように考えます。

赤ら顔とは、ちょっとした
気温、体温、自律神経の変化で
主に頬、鼻、耳の血流が増え
その部位の赤みが増す症状と考えます。
時に、熱を帯びます。

普段から赤みが生じていても
気温等で赤みが増す場合は
赤ら顔として考えます。

【治療法】
レーザー照射、光照射により
赤ら顔を治療していきますが
なかなか結果が出ないことがあります。

ターゲットとなる血管を
狙い撃ちしにくいこと、
その他の対応も必要になることがあるからです。

詳しくは
赤ら顔治療のポイントを見て下さい。

毛細血管拡張症

こちらも定義が定まっていない感じですが
ここでは、以下のように考えます。

毛細血管拡張症とは
皮膚の表面に赤い線(毛細血管)が
見えている症状と考えます。

【治療法】
レーザー照射や絶縁針で治療します。
こちらは、ターゲットが決まっているので
比較的結果が出やすい治療になります。

なお、Vビームを使用した
毛細血管拡張症の治療が
2010年に保険適応になっています。

赤ら顔と毛細血管拡張症の定義が
今までは曖昧でしたが、今後は
明確に分けて説明する必要があると思います。

詳しくは
毛細血管拡張症治療のポイントを見て下さい。

赤アザ・血管腫

ある特定の部分のみ
常に赤い状態が赤アザです。
生まれつき(先天性)が多いのが特徴。

代表的なものは
・単純性血管腫(ポートワイン血管腫)
・苺状血管腫
・老人性血管腫(赤いホクロのようなもの)

【治療法】
レーザーにより治療します。

なお、苺状血管腫については
自然に消える場合もありますが
血管腫が小さいうちにレーザーで
治療しておきましょうというのが最近の流れです。

ただ、治療可能なレーザーを所有するクリニックは少なく
また、対応できるレーザーを所有していても
機種によって、性能に違いがあります。

現時点(2017.01)で一番おすすめできるのは
健康保険が使えるようになったVビームⅡです。
通常のVビームよりも性能が向上しています。

赤いニキビ跡

ニキビが治っても数日赤みが
残ることもありますが
基本的に、自然に消えていきます。

ここでは、皮膚の深い部分に赤みが残り
すぐに消えない赤いニキビ跡が対象です。

【治療法】
Vビームを利用することが多かったですが
フラクショナル照射で治せる機種もあります。
Vビームはランニングコストかかりすぎなので
今後は、フラクショナル照射が
一般になっていくような気がします。

詳しくは
赤み系ニキビ跡解説を見て下さい。

ただの炎症(ニキビなど)

顔全体にニキビの炎症があれば
赤みが生じることになります。

【治療法】
ニキビを治すことも必要ですが
スキンケア用品の見直しも
必要となるかもしれません。

赤い刺青

刺青の場合には
Qスイッチレーザーでしか
除去できません。

【治療法】
Qスイッチレーザーの532nm波長が
よく使われています。

酒さ

ニキビと赤ら顔とアレルギーが
混ざったような病気です。

【治療法】
様々なことが要因となっているので
どれか1つの治療をして
すぐに改善するような病気ではありません。
高確率で酒さを治せますと
アピールしている病院もないと思います。

ただ、熱を抑えるという意味で
毛細血管にアプローチするのは
良いのではないかと思います。

どこまで効くか不明ですが
ロゼックスという塗り薬もあります。

ケロイド・肥厚性瘢痕

傷がきっかけで(手術、ニキビなど)
その傷口が赤く盛り上がってくる症状です。

【治療法】
飲み薬、注射、レーザー、除去手術などです。

なお、ケロイド・肥厚性瘢痕治療は
基本的に形成外科の分野です。
ただ、開業医で対応しているところは
少数になります。
大学病院の形成外科で
ケロイドの専門外来を
設けているところに行くとよいでしょう。

近隣クリニックを探す

症例写真を見る

赤ら顔関連の解説

レーザー機器による赤ら顔治療

光機器による赤ら顔治療

スポンサードリンク

スポンサードリンク

上に戻る