毛細血管拡張症とは

毛細血管拡張症となれば
Vビームだと保険適応可能なので
どのような症状があると
毛細血管拡張症といえるのかが
重要となってきます。

なお、保険適応可能なのは
旧型のVビームであり
機能がアップしている
Vビームパーフェクタでは
保険適応とならないので注意。

毛細血管拡張症治療に詳しい美容皮膚科はこちら

赤ら顔と毛細血管拡張症

赤ら顔と毛細血管拡張症の区別をせずに
ホームページで解説している
クリニックが多いですね。

ただ、区別しないと
普通の赤ら顔にも保険適応が
可能ということになってきます。

このあたりについては
実際にどのように運用されているか
よくわからないことが多いのですが
何らかの線引きが必要になると思います。

何を持って美容目的とするのかも
微妙なところではあります。

毛細血管拡張症とは

美容皮膚科ナビでは
毛細血管拡張症については
皮膚の表面に赤い線(毛細血管)が
見えている症状と考えます。

少なくとも線状に血管が見えていれば
Vビームを利用するときには
保険適応になると考えていて
問題ないと思います。

毛細血管拡張症の治療方法

レーザー照射や絶縁針で治療します。
不必要な毛細血管にダメージを与え
血液の流れを止めます。

ターゲットとなる血管は
ごく一部となります。
見えている血管とその周辺です。

頬全体が赤くなっている
赤ら顔治療のように
無数の毛細血管が対象となりません。

従って、毛細血管拡張症治療は
比較的結果が出やすい治療になります。

但し、再発することがあります。

レーザーによる治療方法

いくつか具体的な機種名を挙げて
解説していきます。

なお、絶縁針による毛細血管拡張症治療は
以下の動画を参照ください。

絶縁針による毛細血管拡張症治療(youtube)

Vビーム(シネロン/キャンデラ社)

Vビームは
波長は595nmで
パルス幅はマイクロ秒からミリ秒の
ロングパルスに該当する機種です。

前述のようにVビームだと
毛細血管拡張症であれば
保険適応が可能です。
(期日回数制限あり)

但し、Vビームが
毛細血管拡張症に対して
一番効果的かは別問題です。

次に説明するVビームパーフェクタは
保険適応にはなりませんが
Vビームの性能がアップした機種です。

効果優先で考えるのであれば
その他の機種も検討されるとよいでしょう。

Vビームの詳細は
Vビーム治療のポイントを見てください。

Vビームパーフェクタ(シネロン/キャンデラ社)

Vビームパーフェクタは
波長は595nmで
パルス幅はマイクロ秒からミリ秒の
ロングパルスに該当する機種です。

Vビームに比べて威力が強くなり
切れ味が良くなってます。

Vビームの詳細は
Vビーム治療のポイントを見てください。

ジェネシス(キュテラ社)

波長が1064nmの
ロングパルスレーザー機種です。

ジェネシスの照射には
皮膚に直接つけて照射する方法と
皮膚から離して照射する方法があります。

毛細血管拡張症では
皮膚に接触させて照射します。

ジェネシスの詳細は
ジェネシス効果解説を見てください。

エクセルV(キュテラ社)

波長が532nm+1064nmの
ロングパルスレーザー機種です。

波長532nmが使えることが
最大の特徴です。
しかも、ロングパルスです。

シナジー(サイノシェア社)

ロングパルスの
585nm波長のダイレーザーと
1064nm波長のヤグレーザーが使えます。

単に両方の波長を使えるということでなく
ほぼ同時に照射することができます。
(マルチプレックス技術)

シナジーの詳細は
シナジー効果解説を見てください。

エリートMPX(サイノシェア社)

ロングパルスの
755nm波長のアレキサンドライトレーザーと
1064nm波長のヤグレーザーが使えます。
この機種でも毛細血管拡張症治療が可能です。

Lux1064(パロマ社)

ロングパルスの
1064nm波長のヤグレーザーが使えます。

MaxG(パロマ社)

アイコンやスターラックス500で
使用可能なハンドピースです。
こちらは、光照射による治療です。

光では弱いのでは?とも思いますが
メーカーのホームページでは
レーザーにも劣らないと書かれています。

症例写真とかないので判断が難しいのですが
一応、注目です。

【補足】
アイコンによる赤ら顔治療の
症例写真が出てきました。
良い結果が出ています。
以下にある「症例写真から探す」の
赤ら顔治療・毛細血管拡張症治療の
症例写真で確認してください。

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