切らない眼瞼下垂手術

目次

1:切らない眼瞼下垂とは
2:名称・呼び方
3:手術の方法
4:手術の適応と効果
5:埋没式のメリット1
6:埋没式のメリット2
7:埋没式のデメリット1
8:埋没式のデメリット2
9:二重埋没法との違い
10:次の解説

切らない眼瞼下垂とは

針と糸を使用した切らない手術です。

主に、目を大きくするための
美容目的で行われている手術です。
最近、施術可能な美容クリニックが増えてきました。

二重埋没法の眼瞼下垂版と考えると分かりやすいと思います。

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名称・呼び方

切らない眼瞼下垂とか
目ヂカラアップクイック法とか
ミュラー筋タッキング法とか
埋没式眼瞼下垂修正術など

いろいろな名称があります。
統一はされていないですね。

美容皮膚科ナビでは、
糸でひっかけるタイプは
埋没式の眼瞼下垂手術として
総称で紹介しておきます。

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手術の方法

結膜側から糸を入れて
瞼板と筋肉・膜とを結ぶことで
目の開きを大きくする手術です。

ミュラー筋・眼瞼挙筋・腱膜あたりに糸を通すことになりますが
術者によって糸をどこに、どのように通すかが違っているようです。

この埋没式については
施術が増えてきたのが最近なので、まだまだ不明点が多いです。

どの方法が良いのかまだ分かりませんが
最終的には、以下の3点あたりで
優れている方法が選ばれていきそうです。

・目の負担が少なく
・戻りが少なく
・修正も容易

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手術の適応と効果

上マブタを切開しないので
タルミが大きい場合には適しません。

但し、クリニックの症例写真等を見ると
二重のライン幅が広くなってしまったタイプには
(二重が三重になっている人もいる)
効果的な手術に思えます。
その程度のタルミであれば適応と考えていいと思います。

この手術を受けることで
ライン部分が奥から引っ張られるような感じになるので
ライン幅は狭くなります。

また、ラインの食い込みも強くなるので
目ヂカラもアップします。
ナチュラルな二重というよりも
パッチリ系の二重になります。

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埋没式のメリット1:やり直し可能

このメリットは、二重埋没法と同じです。
やり直しが可能な点です。
合わないと思えば糸を抜けます。
これが最大のメリットです。

切開式の眼瞼下垂手術であれば
一重の人は二重になります。
切開線が出来ているので
やり直しは出来ません。

眼瞼下垂については
最近、ブームのような感じになっています。
健康保険で手術出来るとしても安易に手術を受けるべきではありません。

それぞれの手術方法のメリット・デメリットを比較検討した上で決めるようにしましょう。

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埋没式のメリット2:ダウンタイムが短い

切開式の眼瞼下垂手術であれば
ダウンタイムは1ヶ月位と長めです。

仕事している人は
非常に難しいでしょう。

病気の治療であることを
まわりが理解してくれれば問題ないでしょうが。

この点、埋没式は
ダウンタイムが短いです。

多少の腫れはあるでしょうが
切開式のような強度の内出血などは起こらないので
社会人でも比較的受けやすい手術になります。

【注意】
それでも二重埋没法と同様に
術後にゴロゴロ感が出たり
違和感を感じることはあるようです。

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埋没式のデメリット1:戻り

切開して組織を確認しながら
糸を通すわけではないので
適切に結べないことがありえます。

その場合には元のタルミに
戻ってしまうことがあります。

また、糸を通す場所によっては
組織が裂けて糸が外れることもあるようです。

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埋没式のデメリット2:ミュラー筋との関係

腱膜性眼瞼下垂症を原因として
ミュラー筋が刺激された結果
様々な自律神経系の症状が出ることがあるとされています。

すると、この埋没式眼瞼下垂手術では
ミュラー筋に糸がかかることがあるので
自律神経に影響がでないか疑問が生じます。

ただ、今のところ埋没式で
大きなトラブルになったという話は聞かないですね。

目の開きは改善しているので
そちらのメリットの方が大きいのでしょうか?

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二重埋没法との違い

二重埋没法は二重を作る手術で
埋没式眼瞼下垂手術は目の開きを良くする手術です。
なので、両者は違う性質の手術です。

ただ、同時に行うこともできるので
一重の人が二重を作りつつ
目を大きくすることも可能です。

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