元祖HIFUウルセラの危機?
ウルセラは2009年頃に日本に登場した元祖HIFU(ハイフ)マシーンです。
(当時の状況についてはこちらの解説ページを見てください)
ウルセラがヒットしたため
その後、ウルセラを真似たHIFU機種が次々に登場します。
最初は、猿真似だと鼻で笑う先生がほとんどでしたが
その後、それら類似機種はバージョンアップを重ね、新たな機能も付随させてきており状況が変わってきました。
そのような背景を理解した上で
ウルセラの効果を見ていくとよいでしょう。
機種の効果は、比較対象の機種があると、より明確になっていきます。
ウルセラの特徴
ウルセラが登場する前は
サーマクールがタルミ治療機種の主役でしたが
熱が届く深さに限度がありました。
ウルセラは、サーマクールよりも深いスマス層にまで熱が届きます。
この深い位置まで熱を届ける特殊な照射方法がHIFU(ハイフ)です。
小学生の頃に虫眼鏡で太陽光を1点に集中させて折り紙焼いたりしましたよね。あんな感じでイメージしておけばOKです。
ウルセラの基本情報
【メーカー】
今は、メルツ社
【トランスデューサー】
1.5mm、3.0mm、4.5mm
ウルセラの強い点
ハイフ機種の元祖ですからブランド力が違います。これは圧倒的です。
美容皮膚科のたるみ治療においては、サーマクールとウルセラが2大ブランドです。
あと、医師によっては、照射性能が正確との意見もあります。
たしかに、他の類似機種が出始めた頃は、実際に類似機種の方が性能が劣っていたと思われますが(いろいろな意見を聞いた上で)、
類似機種がバージョンアップした今ではどうなんでしょうかね?
あったとしても多少でしょうね。
ウルセラの弱い点
消耗品が高いことに尽きます。
結果、施術費用も高くなります。
なんだそんなことかと思われたあなた。そう、あなたです。
ここがウルセラの危機につながるところです。
ハイフ機器では照射数が非常に重視されています。
効果に直結します。
仮に類似機種の方が照射性能が多少劣っていたとしても
同じ料金で同じ設定でウルセラの2倍照射するとしたら効果はどうでしょう?
ウルセラの危機とは、そういう話です。
今、現実にそのようなことが起きています。
あと、目の周りに関しては
注意しないと術後しばらく赤みが続きます。
以下、類似機種の特徴を述べておきます。
ダブロ
【メーカー】
hironic社
【バージョン】
2017年時点では
第三世代のダブロゴールド(公式ページ)
【トランスデューサー】
1.5mm、3.0mm、4.5mm
+
13mm(痩身用)
【特徴】
8分で300照射可能なスピード。
(双方向から照射可能)
初代の頃より痛みがマイルドなのも特徴です。
ウルトラフォーマー
【メーカー】
CLASSYS社
【バージョン】
2017年時点では
第三世代のウルトラフォーマー3(公式ページ)
【トランスデューサー】
1.5mm、2.0mm、3.0mm、4.5mm(顔)
+
6mm(顎深い部分)
+
9mm、13mm(痩身用)
【特徴】
ハイフシャワーが有名です。
シャワーをかけるような動きになります。
そして、目元専用の2.0mmがあるのは
ウルセラに比べ利点です。
ハイフアイシャワーも可能。
ハイフシャワーはメンテナンス用ですが
本来のハイフ機能も評判は良く
現在、ウルセラ対抗の1番手ではないでしょうか?
ウルトラセルFUS
【メーカー】
ジェイシス社
【バージョン】
不明。
ウルトラセルは、1台でFUSとイントラジェンとイントラセルが使える複合機なので、単体マシーンよりは、バージョンアップしにくいでしょう。
【トランスデューサー】
3.0mm、4.5mm
【コメント】
FUSというわけのわからない名称をつけたので、HIFUとして紹介しているクリニックが多いです。
しかし、HIFU というのは照射方法の名称で機種の紹介で使うべきではありません。
その他
ホームページに「HIFU」としか書かれていない場合には注意が必要です。
無名メーカーの製品だったり、エステ用のものだったりする可能性があります。
どんなメーカーのどんな機種名なのかをクリニックに問い合わせて、聞いたこともないような機種の場合には、施術を受けるのは避けたほうが無難でしょう。
なお、ベロハイフは完全にメンテナンス用なので、ここで紹介している機種とは別物という理解で良いと思います。
全国のウルセラ関連情報
掲載最安値(通常料金)
たるみ・リフトアップ系機器の
掲載最安値を紹介します。
糸リフトの掲載最安値
テスリフト 4本:8万9800円、6本:10万8800円(税込)
ハイフの掲載最安値
ウルトラフォーマー3 650照射:3万2800円(税込)
ハイフシャワー 320照射:2万3000円(税込)
ウルトラセルQプラス 400照射:3万5000円(税込)
リニアファーム 400照射:2万3800円(税込)
知名度ではウルセラがダントツ。
それ以外はウルセラを真似た機種ですが
バージョンアップして性能を上げてきています。
ハイフシャワーとベロハイフは
マイルドなハイフ機種となります。
高周波の掲載最安値
サーマクール
CPT400照射:8万3600円(税込)
FLX300照射:15万8000円(税込)
FLX600照射:16万5000円(税込)
ポテンツァダイヤモンドチップ 500照射:2万2000円(税込)
デンシティ
モノバイ300照射:6万6000円(税込)
モノバイ600照射:10万4000円(税込)
知名度ではサーマクールがダントツ。
イントラジェンはサーマクールを真似た機種となります。
比較的新しい機種になるのがダイヤモンドチップやデンシティになります。
弱めの高周波機種の掲載最安値
この中ではエンディメッドPROが増えてきています。
その他、テノールは、ウルトラアクセントが可能なら施術可能なので導入数は多いです。
針・フラクショナル系機種の掲載最安値
マドンナリフト 目の上:5500円、目の上下:8800円(税込)
マドンナリフトはCO2フラクショナルです。
インフィニは高周波針のフラクショナルです。
その他機種の掲載最安値
スマイルリフトは、
Erヤグレーザー(2940nm)を口腔内から照射。
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