サイノシュアー社のピコ秒レーザー

ピコシュアとは、
サイノシュアー社製造の
ピコ秒レーザーです。

基本的な情報をまとめておきます。

公式ページ

公式ページ:ピコシュア


公式ページより画像引用

パルス幅について

公式ページを見ると
550~750psとなっています。



ピコシュアのスペック 360px
公式ページより画像引用

ピコシュアのスペック 310px
公式ページより画像引用

波長について

波長は、アレキレーザーで
755nmが基本です。

現時点では(2016.7)
オプションとして
532nmが使用可能です。
日本でもピコシュアで532nmを
導入しているクリニックはあります。

日本でのピコシュア導入具合

ピコシュアは、世界で一番最初に
登場したピコレーザーであり
日本でも一番最初に入ってきました。

ピコレーザーの使用目的は
刺青除去とシミ・肝斑等の美肌系に
大きく分けることができますが
ピコシュアを導入したクリニックは
刺青除去目的が多そうです。

ピコシュアと刺青除去

Qスイッチで取れる刺青は
ピコなら治療回数が大幅に減ると
当初の評判では言われていました。

また、Qスイッチでは綺麗に取れない
カラー刺青についても
ピコなら綺麗に取れると言われていました。

まず、治療回数の点ですが
現状、フォトナQXや
トライビームのような
ハイパワーなQスイッチを使えば
黒単色なら10回あれば
除去できてしまうことが多いです。
(濃さ等にもよる)

治療回数が大幅に減るというので
黒単色なら5回くらいで
除去できるのかと思っていましたが
実際はどうなのでしょうか?

日本でピコシュアを導入している
クリニックの症例写真を見ても
明確に治療回数が少ないと
思えるものがないんですよね。

ピコシュアは、2014年末には
日本に入ってきているので
良い症例写真があるなら
もっと出てきてもいいわけですが。
(注1)

次に、カラー刺青についてですが
こちらも苦戦しているように見えます。
当初は、ピコになって理論が変わり
755nmの波長のみでもカラー刺青を
綺麗に除去できると
主張していたような。。。
(色素を粉々にできると)

結局、複数の波長を利用しないと
カラー刺青は除去できないと
現在は、考えられていますね。
それぞれのカラーに反応しやすい
波長の選択が必要だと。

(注1)
いまだにメーカー提供の症例写真を
自分のところで施術したかのように
ホームページに掲載している
クリニックがあります。
そういうところは相手にしないこと。
美容業界のためにならないです。

ピコシュアと美肌治療

現時点でも(2016.7)
美肌治療が行われています。

やってることはトーニングですが
スキンチューニング等と
呼ばれています。

どの機種であっても
ピコトーニングに統一すれば
良いと私はおもいますが。

なお、波長は不明。
(755nmか532nmのどちらか)

フラクショナル照射

美肌とも関係しますが
フラクショナル照射が可能な
ハンドピースがあります。

FOCUSというそうです。

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ピコレーザー機種紹介

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