なかなかニキビが治らない原因

長くニキビで悩む人がいます。
10代前半から悩みはじめて
40代になっても
悩んでいる人もいます。
このページでは、なかなか
ニキビが治らない原因を考えます。
(治らなかった原因)

治療法の数

世の中にはニキビ治療法が
多数存在しています。

通常は優先順位をつけて
治療法を選択していくべきですが
多くの人は、その優先順位の付け方が
わかりません。

テレビCMしてるからという理由で
治療法を選ぶ人もいますし、
中には、無駄と思われる治療を
優先的に選んでしまう人もいます。

従って、選択肢が多いことは
ニキビ治療を長引かせる原因の
1つといえます。

治療の入り口を間違えた

最近は、あまり見かけませんが
昔は、ニキビ市販薬CMが
頻繁に流れていました。
クレアラシルやビフナイトなどです。
(プロアクティブについては後述)

そして、そのテレビCMを見て
試してみようという人が多くいました。

しかし、クレアラシル等から始めて
ニキビが治らなかった人は
多数存在しています。

また、洗顔料についても
昔は、肌がつっぱる製品が多く
スクラブ洗顔という肌を傷つける
洗顔料なんかもありました。

昔は、本当にひどかったですよ。
TVコマーシャルを打てるような
大企業は、やりたい放題です。

効果のない製品を販売しても、
その製品により肌が悪化しても
誰も訴えたりしませんからね。

仮に訴えたとしても
因果関係の立証は
不可能に近いものがあります。

今は、ネットの普及により
情報を集めやすくなりましたから
効果的ではない商品は
排除されつつあります。

では、治療の入り口として
皮膚科に行けばよかったのか?

皮膚科医のレベル

皮膚科医のレベルについても
大きな問題があったと思っています。
(今は、かなり良くなっていますが)

日本は、ニキビ治療後進国だと
言われています。
良識ある皮膚科の先生は、
そのことを認めています。

保険が使える療法が少ないという
問題点は理解してますが
では、保険診療だけで
ニキビは改善しましたか?
たいして効果のないものと認識しつつ
処方していたことはありませんか?

例えば、イオウローションや
ビタミン剤の処方ですが
私の認識では、微妙すぎる効果です。
今でも、軽度のニキビについて
処方している皮膚科もあるみたいですが
問題だと思います。

また、ニキビなんて何もしなくても
そのうち治ると皮膚科医に言われた
という話もよく聞きます。
実際に、一昔前には、
このような先生は多かったようです。

どんな医師に診てもらうかによって
ニキビの治療期間に大きな差が
出てくることがある点は
頭に入れておいてください。

ようやく前進しました

2008年10月にディフェリンが
保険適応となりました。
そして、2010年5月ころより
「ニキビは皮膚科へ」というCMが
流れるようになりました。
ニキビ治療は「足し算」なので
ディフェリンを使用するだけで
改善していくわけではありませんが
大きな前進だと思います。

スキンケアがプラスになっていない

ニキビ治療は「足し算」です。
いろいろな治療法・対策のある中で
基本は、スキンケアであると
美容皮膚科ナビは考えています。

スキンケアというのは
加算されるポイントが一番大きく
得点の基礎(ベース)となるものと
考えてください。

このスキンケアで加算されていないと
美容皮膚科でいくら効果的な治療を
受けても合格点にはなりません。
治療期間が長引く可能性があります。

使えるお金

ニキビ治療で使えるお金には
限度があるのが普通です。
特に学生さんは、限られます。

それに対してニキビ治療法は多数です。
優先順位で治療法を絞り込んでも
ある程度、いくつかの治療法を
試すことが必要となります。
当然、お金がかかります。

また、その治療法の料金が高い場合は
仮に効果が出ていても、
お金が無いことで途中で治療を
断念せざるを得ないこともありえます。

従って、使えるお金に制限がある人は
料金の安いクリニックを探したり
代替できる安い治療法がないか探す等
情報取得能力が必要となります。

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