マスト36とは

MAST36というのは
簡単に言えば
お得な即時型アレルギー血液検査のことです。

1:お得な(保険適応の検査対象)
2:即時型アレルギー(タイプ)
3:血液検査(検査方法)

便宜上、3→2→1で説明。

3:検査方法

アレルギーの検査方法として
有名なのは、以下の3つ。

・血液検査
・プリックテスト
・パッチテスト


MAST36は、血液検査。

2:タイプ

アレルギーのタイプとしては
即時型と遅延型があります。

血液検査において
・IgE検査は即時型
・IgG検査、IgA検査は遅延型。


MAST36は、IgE検査の即時型。

1:保険適応の検査対象

IgEの血液検査であれば
調べることの出来る対象は
約200種類と言われています。
(マルチ含む)

例:株式会社LSIメディエンス

例:株式会社ビー・エム・エル

保険が使える限度が決まってる

但し、2016年8月現在では
保険で使える限度が決まっていて
1430点になっています。

1種類の検査が110点なので
自由に選んだ場合には
13種類までしか保険が使えません。

13種類→36種類

でも、MAST36にすると
検査対象は自由に選べない代わりに
36種類まで保険で検査できます。
だから、お得なんです。

自由に13種類を選び検査した場合と
MAST36で36種類検査した場合で
同じ料金となります。

なお、検査したい項目が少ない場合には
MAST36を使わずに
個別に検査したほうが安くなります。

MAST36の検査対象一覧

MAST36の発想は
アレルゲンの可能性が高いものを
優先的にまとめて調べようというもの。
だから、メジャーなものが
検査対象になっています。

1:オオアワガエリ
2:カモガヤ
3:ブタクサ混合物1
4:ヨモギ
5:スギ
6:ヒノキ
7:ハンノキ
8:シラカンバ
9:コナヒョウヒダニ
10:ハウスダスト1
11:カンジダ(カビ系)
12:アルテルナリア(カビ系)
13:ネコ皮屑
14:イヌ皮屑
15:小麦
16:大豆
17:米
18:マグロ
19:サケ
20:エビ
21:カニ
22:ミルク
23:牛肉
24:豚肉
25:鶏肉
26:卵白
27:オボムコイド
28:ソバ
29:ゴマ
30:キウイ
31:バナナ
32:ピーナッツ
33:ラテックス(ex.ゴム手袋)

従来は、上記のMAST33でしたが
2016年になり、新たに3つ加わり
MAST36となりました。

34:アスペルギルス(カビ系)
35:トマト
36:モモ

MAST36が保険適応になるには

健康保険を使うには
なんとなく検査したいでは
認めてもらえません。

なんらかの症状があり
診察したドクターが
保険適応でよいと判断しないと
使えないので注意してください。

ただ、アレルギーの症状というのは
必ずしも診察時に出ているわけでなく
また、体内的な症状もあるので
自己申告の症状でOKになると思いますよ。

MAST36の料金

IgE検査は、1項目が110点で
最大13項目1430点までは
保険が使えることになっています。
(1点10円計算)

この点、MAST36の場合には
自由に項目を選べない代わりに
36項目でも1430点となります。
23項目分お得になります。

これに初診料あるいは再診料が加わります。
普通のクリニックでの初診なら
282点追加となります。
(2016年8月時点)

なお、IgE検査は血液検査なので
それ以外の検査も行うことがあります。
(白血球とか赤血球とか血小板とか)
これらが加わると、さらに料金は上がります。
ドクターと相談してください。

合計で考えると、3割負担で
5000円~6000円といった
ところでしょうか。

アレルギー血液検査の問題点

1:数値が実態と違っていることがある点と
2:多因性で症状が出ていることがある点から
検査結果は、1つの目安にすぎません。

【1:数値が実態と違っている】
数値は高くなっていても
問題となる症状が出ていないことがあります。

逆に、数値は低くても
なんらかの症状が出ていることがあります。
こちらは注意が必要です。

特に、MAST36のような
即時型のアレルギー検査は要注意です。

例えば、ヨーグルトを食べたとします。
即時型検査では、数値が低く
問題ないように見えても
遅延型検査を受けると
高い数値になっていることがあります。

つまり、即時型の検査だけでは
アレルギーの存在を見逃すことが
あるということです。

となると、今まで受けた検査は
何だったんだと考える人もいると
思いますが
日本で遅延型のアレルギー検査が
始まったのは、つい最近です。

これからは、遅延型にも
注目しておきましょう。

詳しくは、別のページで解説しますが
遅延型フードアレルギーの症状は
「なんとなく」というのが多いんですよ。

慢性的な疲労だとか
腸が張る、ガスが出やすいなど
「なんとなく」感じるものでしょ。

なんとなく調子が悪い。
でも、原因が分からないという場合には
遅延型のアレルギー検査も
検討してみることをおすすめします。
(高いけどね)

【2:多因性の症状】
原因を特定しやすいか否かの話です。
これは、即時型でも遅延型でも同じです。

例えば、アトピーで考えると
分かりやすいと思いますが
アトピーは、あらゆることが原因になりえます。

ハウスダスト、食物だけでなく
皮膚の状態(遺伝子の問題もあり)等
様々なことが原因となりえます。

しかし、血液検査できるのは
その一部にすぎません。
検査していないものが
原因となっていることもありえます。

要するに、検査結果から
それを避けた生活をすれば治る
とは思わない方がよいということです。

もっとお得?な検査もある

Viewアレルギー39という検査もあります。

これも発想は同じです。
同じ金額で少しでも多くの
検査項目を受けたい人は
Viewアレルギー39もチェックです。

MAST36との違い等は
以下のリンク先で説明しています。

MAST36とViewアレルギー39の違い

その他

同じような発想のIgE検査として
CAP16というものもあります。

・CAP16食物アレルギー
・CAP16アトピー乳幼児
・CAP16アトピー学童
・CAP16花粉症・鼻炎
・CAP16アレルギー性喘息

アレルギー検査解説

アレルギー関連情報

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