フラクショナルＥｒ．ヤグレーザー機種一覧
波長２９４０ｎｍのエルビウムヤグレーザーを
フラクショナルに照射できる機種を取り上げます。
（ハンドピース、オプション含む）
まだ導入はそれほど多くないですが
今後、徐々に増えてくることが予想されます。
症例写真等は以下でまとめています。
浅めのニキビ跡治療の症例写真はこちら
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エルビウムヤグレーザーの特徴
この波長は、蒸散系（アブレイティブ）に分類されます。
エルビウムヤグレーザーは
熱拡散が少ないのが最大のメリットです。
反面、熱拡散が少ないため止血作用はなく
出血が治療の邪魔になることがあります。
出血の影響について
深達度を得るために
連続照射していくこともありますが
フラクショナル治療においては
合計の照射時間は、ほんの一瞬なので
１箇所の照射なら問題になりません。
（出血前に終わっている）
また、複数個所を照射する場合にも
下から上に向かって照射していく等
工夫して照射することで
出血の影響を避けることが可能です。
従って、エルビウムヤグレーザーだから
使えないということはありません。
プロフラクショナル
サイトン社。
ジュールという機種で使える
ハンドピース（モジュール）になります。
特徴としては
１照射で最大１．５ミリまで蒸散できる
性能を備えている点。
エルビウムヤグで熱拡散が少ないので
熱拡散があるタイプに比べると
ダウンタイムが少なくなる点。
プロフラクショナルＸＣ
サイトン社。
ジュールという機種で使える
ハンドピースになります。
ＸＣ独自の特徴としては
スポットサイズが２５０μmから４３０μmに
拡大されている点と（設定密度到達が早くなった）
凝固作用もコントロールできるようになった点です。
（パルス幅を長くすることで凝固作用を出す）
凝固作用の割合を増やしていくことで
炭酸ガスレーザーと同じ照射効果を
出すことも可能ということです。
アクション２
ルートロニック社。
アクション２のオプションに
フラクショナルハンドピースが使えます。
深達度は出ます。
ピクセルプロ２９４０
アロマレーザー社。
ハーモニーorラブリー２という機種で使える
ハンドピースになります。
レンズで分散照射しているため
プロフラクショナル系と違い
深達度が出にくいといわれています。
MCL30 フラクショナル
エスクレピオン社（ドイツ）。
MCL30という機種で使える
ハンドピースになります。
ピクセルプロ２９４０同様に
レンズで分散照射しているため
プロフラクショナル系と違い
深達度が出にくいといわれています。
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ニキビ跡治療解説一覧
1-1．ニキビ跡の治し方
2-1．フラクショナルとは
2-2．フラクショナルレーザー機種まとめ
2-3．フラクショナルエルビウムヤグレーザー機種まとめ
2-5．フラクショナル治療は停滞してる？
3-1．ニキビ跡のアブレージョン治療
3-2．ニキビ跡のディープピーリング治療
3-3．ニキビ跡のメス切除縫合治療
4-1．赤み系ニキビ跡の分類
5-1．ニキビ跡治療中の皮膚管理
5-2．ニキビ跡治療、今後の流れ
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