日本の医療機関で行われている痩身治療一覧

医療痩身治療の分類

痩身の方法はいろいろありますが
ここでは医療機関でのみ可能な
痩身治療についてまとめておきます。

痩身の全体像については
後でまとめます。

分類の方法

１：
脂肪を取り出す方法。
脂肪吸引系としておきます。

２：
脂肪を溶かす方法。
脂肪溶解系としておきます。

３：
切ったり、刺したりしないで
脂肪を減らす方法。
痩身マシーン系としておきます。
これが医療痩身の中心となります。

４：
セルライト除去がメインの方法。
セルライト系としておきます。

５：
その他

１：脂肪吸引系

細い管や注射器を体に差し込み
脂肪を取り出す総称が
脂肪吸引手術になります。

そして、専用の機器を用いて
脂肪吸引を行う場合には
それぞれの治療名称で
呼ぶことがあります。
ボディジェットやベイザーです。

脂肪を実際に取り出しているので
効果は確実です。しかし、
麻酔が必須でリスクが高いことや
他の医療痩身方法も増えてきたため
最近は、受ける人は減ってきていると
言われています。

脂肪吸引　都道府県別一覧

ボディジェット　都道府県別一覧

ベイザー　都道府県別一覧

２：脂肪溶解系

これは、レーザーで溶かす方法と
液体を注射して溶かす方法があります。

レーザーによる方法としては
アキュシェイプ、レーザーディファイン等があります。
吸い出すわけではなく、溶かすので
確実性は下がると思われます。
（溶かしたものを吸い出すことは可能）

また、レーザーの熱で溶かしていくので
時間がかかります。広範囲には向いていません。
なお、導入数はそれほど増えていません。

液体を注射して溶かす方法は
一般に脂肪溶解注射と呼ばれています。
２００５年あたりでは
よく行われていたと思いますが
効果が少ないとか、痛いとかで
最近はあまり聞かないですね。

ただ、昔と比べて注射の内容物が
進化していることはあると思います。

【補足１】
その後、２０１３年あたりからですが
脂肪溶解注射が復活してきています。
腫れや痛みが減って使いやすい製品が
出てきたため導入数が急激に増えてきました。

美容皮膚科ナビでは、それらの治療を
小顔注射として扱っています。

小顔注射としては
輪郭注射や、ＢＮＬＳ注射、
ペリカン注射などがあります。

【補足２】
２０１５年にアメリカＦＤＡで
二重アゴの痩身効果が認められた
カイベラ注射があります。
今後、日本でも導入されそうです。

アキュシェイプ　都道府県別一覧

小顔注射　都道府県別一覧

３：痩身マシーン系

２００９年ころから
医療痩身マシーンが出てきました。
これにより従来から行われてきた
脂肪吸引が減ってきたと言われています。

痩身マシーン系は
切ったり、刺したりしないで
脂肪を減らすことになります。

脂肪を吸い出さないのに
どうやって脂肪が減るのかですが
機種によって説明は違ってきますが
例えば、
アポトーシスさせて
自然に脂肪細胞が減るのを待つとか
脂肪細胞から一定量の脂肪を遊離させて
リンパに流すことで減らす等と
説明されています。
脂肪吸引なんかと比べると
効果の確実性は落ちるでしょうね。

痩身マシーンは大きく
冷やすタイプと温めるタイプがあります。