ナイアシン(ビタミンB3)
他のサイトでは、あまり
書かれていないことですが
美容皮膚科ナビでは
ナイアシンを
やる気サプリの1つとして
認識しています。
ビタミンB群とナイアシン
別ページで詳しく解説しますが
ビタミンB群は、元気系のサプリです。
ビタミンB群のサプリには
ビタミンB1、B2、B6、B12、
ナイアシン、ビオチン、葉酸などが
含まれています。
このページで取り上げるナイアシンは
ビタミンB群の1つです。
(別名ビタミンB3)
ナイアシン単独で摂る意味
ビタミンB群のサプリには
ナイアシンも含まれているのだから
ビタミンB群サプリを飲んでおけば
摂る意味ないんじゃない?と
思うかもしれませんが、違います。
ビタミンB群サプリは
それぞれの成分を少量ずつバランス良く、
配合しています。
従って、当然ですが、1つの成分だけ
多めに摂りたい場合には向きません。
ナイアシンで、ある程度の効果を出すには
多めに摂取する必要があります。
具体的な必要量については
いろいろ問題があるので述べませんが
興味のある人は
栄養療法を行っているクリニックで
診察を受けてみてください。
ナイアシンの効果
元気系+やる気系。
脳に直接くる感じ。
ちなみに、エイブラム・ホッファー博士の
ナイアシンの統合失調症改善データは
栄養療法の世界では、有名な話。
どんな人におすすめ?
睡眠時間をしっかりとっているのに
起きている時に、だるい人、眠い人。(注1)
ワタシ、寝ないとダメなんだよね~とか
言っちゃうタイプの人。(注2)
(注1)だるい人、眠い人。
睡眠時無呼吸症候群など
他の病気がないことが前提になります。
また、他の栄養が不足している場合も
考えられますが(鉄不足とか)
だるさ、眠気は、ナイアシンの方が効くかな。
(注2)寝ないとダメな人
どれくらい眠れると満足なのかは
個人差があります。
5時間~8時間が多いと思います。
以上は、満足度の話。
これとは別に、睡眠と命の話があります。
いろいろな意見あると思いますが
まあ、6時間眠れてたら
命に影響及ぼすことはないよね。
たとえ、満足できてなくても
6時間眠れていれば
肉体的には大きな問題はないでしょう。
ここで言う、寝ないとダメな人は
8時間眠らないと
満足できないような人が対象です。
ナイアシン摂取によって
6時間睡眠でも頑張れちゃうことが
あるという話です。
3時間睡眠でも大丈夫という
話ではないので誤解のないように。
効果まとめ
しっかり寝ている人はもちろん
満足な睡眠が出来ていない人でも
それなりに頑張れてしまいます。
脳が活性化するからね。
仕事の効率も上がると思いますよ。
ナイアシンの副作用や問題点
上記のようにナイアシンは
サプリとしては効きが良いです。
(後述しますが、品質が非常に重要)
但し、副作用や問題点も
大きいので注意が必要です。
効果よりもむしろこっちを知っておくことが大切!
ナイアシンの過剰摂取は危険です。
諸刃の剣です。
前提
他のサプリメントについては
あまりどうこう言いませんが
ナイアシンに関しては
栄養療法を行っているクリニックで
出してもらうことをおすすめします。
後述するサプリの品質もありますが
問題があったときに対処しやすいですし。
ナイアシンの摂取量目安
ナイアシンの摂取量目安は
その人の状態によって違ってくるので
一律にこれ以上が危険とは言えません。
栄養療法を行っているクリニックで
血液検査をして、自分の状態を伝え
出される量に従うことが大切です。
他のサプリなら自分で
量を多少調整しても
それほど問題はないわけですけど
ナイアシンでは、やめましょうね。
ナイアシン過剰摂取の危険性
ナイアシンの良い点としては
脳が活性化することです。
しかし、それが行き過ぎると危険です。
特に、マイナス思考のある人は注意。
マイナス思考が巨大化することがあります。
また、やる気がありすぎると
イライラして、時に、攻撃的になることも。
人間関係にひびが入ることのないよう
注意が必要です。
睡眠については、
脳の活性化により
寝つきが悪くなったり
朝早く、目が覚めてしまうことも。
(適量なら睡眠の質は上がります)
睡眠に適しているのは
脳がボーッとした状態です。
思考は抽象的で
計算なんてとてもできません。
それが、眠りたい時間や
途中に目が覚めてしまった時に
悩んでいることが頭に浮かんでくる等
具体的な思考になっていると
眠ることは難しくなります。
以上、いくつか具体的な事例を挙げましたが
過剰に摂取していなくても起こりうるので
問題があれば、すぐに担当の医師に
相談するようにしましょう。
ナイアシン摂取のポイント
品質にこだわってください。
海外から個人輸入でも
購入することもできますが
品質について不明ですし
含有量が多すぎなものもあります。
統合失調症の改善なら多く使いますが
やる気を出すだけなら
それほど多くは使いません。
1錠で過剰になるものもあるので注意。
あと、その他のビタミンB群と
一緒に摂るようにしてください。
ビタミンB群サプリ+ナイアシンで摂取。
(詳しくは、ビタミンB群サプリで解説)
おすすめはあるか?
2014年9月現在であれば
日本のMSSという会社のナイアシンです。
ここは、多くの医師が栄養療法で
実際に利用しているメーカーなので
今のところ一番のおすすめです。
(溝口クリニック系の栄養療法)
もしも効果がなかった場合には
あきらめがつくでしょ。
品質の高いものでもダメだったか・・・
じゃあ仕方ないと。
その他のメーカーだと
ヘルシーパスくらいですけど
ビタミンB総合は扱ってますが
ナイアシン単体を扱ってないので無理です。
補足:ドクターズサプリについて
よくドクターズサプリをうたった
商品をみかけますが
どうしようもない品質のものもあります。
注目するべき点は
実際に、どれだけの医師が
治療として使っているかです。
それが分からないような会社のサプリは
避けるようにしましょう。
あと、購入方法にも注目です。
医師を通さないと購入できないものなのか
それとも、誰でも購入できるものなのか。
サプリメントではありますが
「効果」を意識するのであれば
当然、購入のハードルは上がっていきます。
栄養療法について
栄養療法の基本は、血液検査です。
保険で調べるよりも項目を増やして
詳細に検査します。
そして、検査結果に基づいて
どんな栄養素を入れていくのがよいか
推測して治療していきます。
従って、サプリを出してもらうには
自由診療の血液検査が必須となります。
血液検査+レポート料だけで2万を超えます。
初診で3万くらいかかると思います。
ちょっと、高いですね。
なお、ナイアシンのサプリ自体は
それほど高くありません。
ナイアシン豆知識
ナイアシンを飲んでると
二日酔いになりにくいです。
皮膚ガンのリスクを下げるとも
言われています。
さらに補足
サプリは保険が使えないので
費用が高くなることがあります。
作用が同じとは言いませんが
似たようなお薬があります。
「サインバルタ」です。
ノルアドレナリン、セロトニンの濃度を高めます。
これもやる気系ですね。
うつ状態なら処方してくれます。
頭の片隅に入れておくとよいでしょう。
栄養療法関連情報
サプリメント情報
スポンサードリンク