エランセとは

エランセ治療は
日本では2012年より
治療が開始されています。

オランダAQTIS社製品。

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はじめに

あくまで傾向としての話ですが
最近の美容業界は、吸収されない注入剤を
敬遠する傾向にあります。
取り除きたくなった場合に困るからです。

そこで、現在の主流は
吸収される注入剤となっています。
まずは、このことを頭に入れておいてください。

吸収のスピード(注入剤の持続効果)

吸収されることが前提なので
あとは、どれだけ吸収されずに
効果が続くのかという問題になっていきます。

これも一般論ですが
柔らかいタイプは吸収が早く
硬いタイプは吸収が遅くなります。

注入剤の種類

一番有名なのは、ヒアルロン酸です。
多数の製品が発売されていますが
効果持続期間が数ヶ月~1年くらいの
製品がほとんどです。

その他、有名なものとしては
ハイドロキシアパタイトを主成分とする
「レディエッセ」があります。
注入剤が少し硬く効果持続期間は
1年~2年くらいでしょうか。

そして、今回登場した「エランセ」です。

エランセの特徴

これもレディエッセと同じく
ヒアルロン酸よりも効果が長く持続することを
アピールポイントにしています。
効果持続期間は製品タイプにより分かれます。

Sタイプ:約1年
Mタイプ:約2年
Lタイプ:約3年
Eタイプ:約4年

主成分は、PCLと呼ばれるもので
糸リフトで使われている吸収糸と
同じ成分とのことです。
一応、安全なようです。

エランセの位置づけ

ヒアルロン酸ではない注入剤、
そして、ヒアルロン酸よりも長い
効果持続期間という点で
特徴の重なるレディエッセが
競合商品となりそうです。

レディエッセとの違い

レディエッセよりも効果持続期間の長い
Lタイプ(3年)やEタイプ(4年)がある点。

そして、注入剤がレディエッセよりも
柔らかいという点が挙げられます。
この若干柔らかいという点が
どのようなメリットとなるのか
今後、注目していきたいと思います。

エランセの注意点

ヒアルロン酸には
ヒアルロニダーゼという
ヒアルロン酸を取り除く手段があります。

この点、エランセには
そのような除去手段が用意されていません。

つまり、形が気に入らないから
「やっぱり元に戻して」となりません。

従って、これは上級者向けの治療ですね。
元に戻してと言えなくなるので
過去にヒアルロン酸やレディエッセで
気に入った形になっている人が
受けるような治療です。
(しかも同じクリニックが前提)

いきなりエランセ3年タイプとかは
やめておきましょう。
もう少し短いもので試してからが安全です。

エランセ関連情報

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