どのような場合に保険適応となるのか?

通常であれば、
健康保険が使える病院・クリニックで
医師が治療の必要ありと判断すれば
保険適応となりますが

逆さまつ毛の場合には
その知識だけでは対応できません。
どのような問題点があるかまで
理解しておく必要があります。

問題点だけ確認したい場合は
以下の目次から選択してください。

目次

逆さまつ毛保険適応の基準
逆さまつ毛の種類
逆さまつ毛の治療法
睫毛乱生症の場合
上まつ毛の眼瞼内反症の場合
下まつ毛の眼瞼内反症の場合
赤ちゃんの眼瞼内反症
問題点1:医師がやりたがらない
問題点2:医師が出来ないこともある
紹介状について
問題点3:治療の年齢層
対応策1:自由診療
本人の意思が大切
対応策2:その他の保険診療

逆さまつ毛保険適応の基準

まつげの状態を診て
角膜を傷つける可能性があり
医師が病的と判断すれば
保険適応となります。

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逆さまつ毛の種類

まつ毛の生え方が均一でなく
乱れて生えていることが原因で
まつ毛が眼球に当たる睫毛乱生症

まつ毛は均一に並んでいるものの
目の構造上に問題があることで
まつ毛が眼球に当たる眼瞼内反症があります。

なお、眼瞼内反症については
狭義の眼瞼内反症と睫毛内反症に
分けて説明されることもありますが

ここでは、両方を分けずに
単に眼瞼内反症として説明していきます。

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逆さまつ毛の治療法

逆さまつ毛の治療法には
まつ毛を抜く方法
まつ毛を脱毛・焼却する方法
埋没法・縫合法で治療する方法
メス切開手術で治療する方法があります。

その他、蒙古ヒダが原因の場合は
内眥形成術(目頭切開手術)も候補となります。

どの治療法を選択するかは
逆さまつ毛の種類や程度、
医療機関の対応能力、
本人の希望等で決まります。

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睫毛乱生症の場合

上まつ毛・下まつ毛ともに
数本の睫毛乱生であれば
その数本を抜くか(対症療法)
レーザー脱毛や電気焼却で
生えてこないようにします(複数回必要)。

乱生の本数が多い場合には
基本的に次に説明する
眼瞼内反症と同じ治療法を検討することになります。

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上まつ毛の眼瞼内反症の場合

上まつ毛の逆さまつ毛であれば
糸による埋没法(縫合法)と
メスによる切開法があります。

どちらも美容外科で行う
二重まぶた手術と同じような方法です。

埋没法よりも切開法の方が
持続効果が高いです。

どちらも保険適応可能ですが
問題点もあります(後述)。

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下まつ毛の眼瞼内反症の場合

こちらも糸の埋没法(縫合法)と
メスによる切開法があります。

まず、埋没法についてですが
上まぶたの埋没法であれば
糸を瞼板などに留めることで
折り目のくせを付けます。
これにより二重まぶたとなります。

下まぶたの埋没法も基本同じですが
目の下にラインが入ります。
数ヶ月は線が入っているように見えるので
見た目が少し気になるかもしれません。

次に、切開法についてですが
目の下の際を切開縫合して
下まつ毛が眼球に当たらないようにします。

下まつ毛の逆さまつ毛についても
どちらも保険適応可能ですが
問題点もあります(後述)。

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赤ちゃんの眼瞼内反症

赤ちゃん・幼児の場合には
成長とともに目元がすっきりして
自然に治ることもあるので
「待つ」のが一般的です。

程度にもよると思いますが
しばらく待ってから治療を検討してもよいでしょう。

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問題点1:医師がやりたがらない

一番大きな問題点は
逆さまつ毛を保険で治療する場合
診療報酬の点数が低すぎるため
手間のかかる治療方法だと
医師がやりたがらないという点です。

特に切開法と埋没法は
割に合わないということで
その傾向が強くなっています。

本来、切開法や埋没法というのは
美容外科や形成外科が得意とする分野です。
しかし、美容外科や形成外科では
逆さまつ毛の保険治療は、
ほとんど行われていません。

【補足1】
なお、○○美容外科となっていても
保険が使えるクリニックは多くあります。

【補足2】
内眥形成術の治療方法なら
診療報酬はそれなりにあるので
割に合わないことはないです。

【補足3】
日帰りで問題ないのに
入院させられることもあります。

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問題点2:医師が出来ないこともある

逆さまつ毛は目の病気ですから
多くの人は逆さまつ毛を疑えば
まず、眼科に行くと思います。

しかし、眼科は皮膚を切ったり
縫ったりすることを専門としていません。
なので、手術対応出来る割合は
多くはありません。

また、仮に対応出来たとしても
眼形成をどこで学んだのかが
よくわかりません。(注1)
眼形成外科に勤めていたとかなら別ですが。

埋没法なら術者によって
それほど差が付くとは思いませんが
切開法の場合は、差が出やすいです。

前述したように
逆さまつ毛の原因が蒙古ヒダの場合
内眥形成術も検討しますが
眼科医で対応できる人がどれだけいるのでしょうか?
割合は少ないと思いますよ。

(注1)
美容外科や形成外科の個人院であれば
院長の経歴を見れば
どれぐらいの経験があるかは
だいたいは分かります。

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紹介状について

眼科では、逆さまつ毛の手術に
対応できる割合は少ないので
保険適応の症状だと診断されても
うちでは、手術対応出来ないと言われ
紹介状を書いてもらうこともあると思います。

この紹介状ですが
腕の良い医師を紹介してもらえることもありますが
多くの場合は、持ちつ持たれつの関係で書いているだけです。

保険で手術をしてくれるクリニック・病院を紹介してくれるなら
患者さんとしては、それでよいのかもしれませんが。

あと、紹介状がないと診てもらえない大学病院とか
紹介状がないと初診時の料金が高くなる病院もあるので
その点でもメリットはあります。

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問題点3:治療の年齢層

眼科のホームページで
逆さまつ毛の解説ページを見ると
子供と老人の逆さまつ毛を念頭に
解説しているところが多いですね。

子供は先天性の逆さまつ毛の話で
老人は加齢による逆さまつ毛の話です。
(歳を取るとまぶたが内側に向いていきます)

逆さまつ毛に興味を持つ年齢層は
おそらく10代後半、20代と思われますが
医師側は、その年代をあまり
治療対象とは見ていないということです。

ようするに、その年代の人が診察を受けても
逆さまつ毛とは認めてもらえないことが
けっこうありそうだということです。

特に、上まぶたの場合ですが(注1)
一重まぶた、奥二重であれば、
ある程度まつ毛が下に向いているのが普通であり
それを簡単に病気として認めてしまうと収拾がつかなくなります。(注2)

最終的に保険として認めるかは
診察した医師が決めることですが
一応、頭に入れておいてください。

(注1)
下まぶたであればその年代でも
まつ毛が上を向いていれば
保険と認められやすいです。

(注2)
女性の場合は特に
中学の2、3年~高校3年くらいまでは
顔がパンパンになることが多いですよね。
目元がむくんでいる感じのやつです。
これも赤ちゃんと同様に待てば
改善することがあります。
(重度ならすぐに治療するべきですが)

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対応策1:自由診療を受ける

上まぶたの逆さまつ毛で
埋没法や切開法を受けたいなら
自由診療も検討するとよいでしょう。

なお、埋没法というのは
美容外科の入り口みたいなもので
プチ整形とも呼ばれていたため
比較的敷居が低くなっています。

方法にこだわらなければ
料金も安いですよ。
患者を引き込むために両目で
1万円程度にしているところもあります。

もちろん、安い埋没法は
簡易な1点止めとかなので
取れやすかったりする問題もありますが
お試しとしてはありです。

但し、昔と違って今は
アイプチ、メザイク、アイテープ等
いろいろ自分で試せるものがあるので
あえて取れやすい埋没法を選択する
必要性は小さくなっていると思います。

それらを使い目の調子が良くなったら
取れにくい埋没法を受けたり
切開法を自由診療で受けるとよいでしょう。

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本人の意思が大切

問題点で指摘したように
医師は保険ではやりたがらないですし
上まぶたの場合には保険適応を
なかなか認めてくれないと思います。

仮に医師があなたの逆さまつ毛を
保険適応と認めてくれなくても
自分でまつ毛が原因で調子が悪いと思うなら
そちらの判断を優先させてください。
何ら問題はありません。

整形だと思われたくないと
変に悩んでいるなら時間の無駄です。

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対応策2:その他の保険診療

どうしても保険で治療を受けたいなら
その他の病名に該当するものはないか
検討してみてください。

まずは、治療法でも述べている
内眥形成術が可能か検討です。
蒙古ビタが原因で逆さまつ毛になっているなら
目頭切開手術が保険で可能になります。
もちろん逆さまつ毛は治ります。

美容外科や形成外科は
単なる逆さまつ毛だと
報酬が安いのでやりたがりませんが
内眥形成術であれば、
そこそこ診療報酬があるので
多少、緩やかになるのではないでしょうか。

次に、上まつげ限定ですが
眼瞼下垂が可能か検討です。
こちらも逆さまつ毛は治ります。

眼瞼下垂の場合
保険適応とするかは医師によって
かなり違っているので
基準が緩い医師のところに行けば・・・

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